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テラスカイ、クラウドベースで開発された次世代型グループウェア「mitoco」

 株式会社テラスカイは12日、クラウドベースの次世代型グループウェア「mitoco(ミトコ)」を発表した。7月より提供を開始する。

 mitocoは、カレンダー、ToDo、ワークフロー、掲示板などの機能を提供するクラウド型のグループウェア。社内の限られた範囲での情報共有にとどまらず、必要に応じて情報の共有範囲をパートナー、顧客など社外にも拡張できる“ソーシャルウェア”として提供される。

 また、IoTデバイスや外部クラウドストレージなどと連携が可能。IoTの技術により、人だけでなくモノ、コトにもコミュニケーションの範囲を拡張できるとした。なお7月のリ
リース時点では、人感センサーを利用し、会議室の利用状況をリアルタイムに確認できる機能を実装する予定。さらに、mitocoのデータをほかのアプリケーションに連携できるAPIを標準搭載している。

 クラウド基盤はSalesforceを利用して開発されており、Salesforceの提供する最新の技術、堅牢なセキュリティを、常に利用し続けることが可能という。また、Salesforceのプラットフォーム上にカスタムアプリケーションを手軽に追加することもできる。

 加えて、最新のデバイスに対応したUIの提供が可能で、モバイルネイティブ世代にも受け入れられやすいデザインを採用し、iOSネイティブアプリも標準提供するとした。

 価格はID数によって変化し、300IDまでが1ユーザーあたり月額800円、301~1000IDが1ユーザーあたり月額700円など。テラスカイでは、3年で100万アカウントの利用を目指す。

石井 一志