ソフトクリエイト、ログ管理・監査体制の迅速な構築を支援する「SIEM導入スタートパック for HENNGE」

　株式会社ソフトクリエイトは18日、企業のログ管理・監査体制の構築を支援するソリューション「SIEM導入スタートパック for HENNGE」を提供開始すると発表した。株式会社網屋の国産SIEM（Security Information and Event Management）製品である「ALog」と、HENNGE株式会社のIDaaS（Identity as a Service）「HENNGE One Identity Edition」を連携させて実現している。

　「SIEM導入スタートパック for HENNGE」は、企業が安心してSIEMを導入できるよう支援する伴走型ソリューション。さまざまなセキュリティイベントデータを収集・分析する国産SIEM「ALog」と、ID/パスワードなどのアクセス権を管理・制御する「HENNGE One Identity Edition」を連携させるとともに、ソフトクリエイト独自の運用設計・監査ノウハウを組み合わせ、日本企業の業務や法規制にフィットした設計・運用を実現しているという。

　導入にあたっては、企業の環境に合わせたSIEM製品の選定から、基本設定・ログ収集・初歩的なルール設定までをパッケージ化するとともに、専門エンジニアが要件整理から運用設計まで伴走支援するため、導入障壁が大幅に低減されているとのこと。さらに、必要な機能に絞った導入や段階的なスケールアップも可能で、コスト面の負担も抑えられるとした。

　なお、ALogとHENNGEの連携に合わせたソフトクリエイト独自の検知ルールが標準で提供され、総当たりのパスワード試行、ロックアウト済みIDへのアクセス試行、MFA（多要素認証）認証コードの連続送信などが検知可能となり、不正アクセスの早期発見・誤検知抑制・監査性向上に貢献するとしている。

　価格は、初期費用が380万円から、年額費用が480万円から。