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東京海上日動、テラスカイのクラウドグループウェア「mitoco」採用 代理店向け営業支援システムに

 株式会社テラスカイは、東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)が、
クラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」の採用を決定したと発表した。

 mitocoは、カレンダー、ToDo、ワークフロー、掲示板などの機能を提供するクラウド型のグループウェア。テラスカイでは、社内の限られた範囲での情報共有にとどまらず、必要に応じて情報の共有範囲をパートナー、顧客など社外にも拡張できる「ソーシャルウェア」として位置付けている。

 一方の東京海上日動は、代理店向けに営業支援のモバイルアプリ「モバイルTNet」の開発を進めており、モバイルでの円滑なコミュニケーションの実現を目指している。こうした取り組みをさらに進め、モバイルに限らずマルチデバイスでの円滑なコミュニケーションを次のステップとして検討した結果、モバイルTNet同様にSalesforceのプラットフォーム上で稼働するmitocoの採用を決めたとのこと。

 同社が主に評価した点は、個別開発と比べて導入のスピードが速いこと、外部連携やアドオン開発が可能な柔軟性の2つ。東京海上日動では2017年度より「mitoco」を導入し、順次利用代理店を拡大して、同年度内に1万ユーザー規模での利用を目指すとしている。