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テラスカイのクラウドグループウェア「mitoco」、文書管理やアドレス帳の機能を追加

iOS向けアプリも提供へ

 株式会社テラスカイは、クラウド型グループウェア「mitoco(ミトコ)」のバージョンアップを2017年1月13日に実施すると発表した。またiOS向けのアプリを2017年1月31日より提供開始する。

 mitocoは、カレンダー、ToDo、ワークフロー、掲示板などの機能を提供するクラウド型のグループウェア。テラスカイでは、社内の限られた範囲での情報共有にとどまらず、必要に応じて情報の共有範囲をパートナー、顧客など社外にも拡張できる「ソーシャルウェア」として位置付けている。

 今回のバージョンアップでは、最新のファイルをメンバーでスムーズに共有できる「文書管理」、個人の内線番号やメールアドレスなど必要な情報にすぐにアクセスできる「アドレス帳」の両機能を新たに提供する。

 このうち文書管理機能では、Excel、PowerPointなどのOffice文書ファイル、PDFファイルなど、一般的なデータファイルの保存・管理に対応。ファイルのアップロードから情報の参照、プレビューや設定変更までを一画面で行えるため、効率よく最新のファイルを管理できるという。また、ソート機能やお気に入り登録を活用して、個人の使いやすいように画面をカスタマイズできるので、スムーズなファイル共有を実現するとした。

 一方のアドレス帳機能は、個人のメールアドレスや内線番号などを登録できる機能で、必要な情報へすぐにアクセス可能。部門、あるいは設定された公開グループでの絞り込みにも対応する。なおシステム管理者は、アドレス帳からユーザー作成を行えるとのこと。

 このほか、「ワークフロー」機能で代理承認やマネージャー承認など、承認方法の機能拡張を実施している。

 またiOS向けには、直感的な操作が可能な「カレンダー」「ToDo」「トーク」の3アプリが用意された。カレンダーアプリの「mitoco Calendar」は、週/月の表示を切り替えられ、月の表示ではカレンダー形式とリスト形式の表示が提供される。

 ToDoアプリの「mitoco ToDo」ではタスクを一覧で確認でき、タップするだけで詳細の閲覧や完了報告を行える。3つ目のトークアプリ「mitoco Talk」は、1対1など少人数でのメッセージのやりとりを行う「メッセージ」と、あらかじめグループを作成してその中でコミュニケーションできる「ルーム」が利用可能だ。