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“ポストiPhone”探るApple サブスクリプション一挙発表

サブスクリプション疲れ?

 CNBC Newsは、“サブスクリプション疲れ”をキーワードに、サブスクリプションサービス自体が飽和状態に向かっていると指摘。全米の約半分の消費者は、観たい番組を見るためのサブスクリプションとサービスの数にフラストレーションを抱えているとのDeloitteの調査を紹介する。

 実際、Appleの発表を受け、Twitterでは「サブスクリプションに疲れているのに、Appleがまた新しいサブスクリプションパッケージを発表した」といった声も出ているという。

 また、「消費者は、サブスクリプションに登録する数が増えると、新しく登録しようと思わなくなる」(Moor Insights & Strategyの主席アナリスト、Patrick Moorhead氏)という分析も引用する。McKinseyによると、米国の「サブスクリプション経済」はこの5年間毎年100%の成長率を見せているという。

 Appleが発表したサブスクリプションサービスがユーザーの疲れを増長するのか、疲れよりも価値を見出すのかは、そのコンテンツ、料金が明らかになってからになりそうだ。

 いずれにしてもAppleがポストiPhoneに向けて本格的に動き出したことは間違いないだろう。