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シーイーシー、Sansan Data HubとDynamics 365を容易に連携させるコネクターを提供
Sansanから取り込んだ名刺データの質を高めて活用可能
2025年7月3日 13:20
株式会社シーイーシーは1日、「Sansan Data Hub」とクラウド型ビジネスアプリケーション「Microsoft Dynamics 365」を連携させるツール「Sansan Data Hub コネクター for Dynamics 365」を提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。
Sansan Data Hubは、Sansan株式会社の営業DXサービス「Sansan」に蓄積された情報を外部システムと連携させ、名寄せやリッチ化を行うデータ連携ソリューション。従来、このSansan Data HubとDynamics 365の連携プラグインは提供されておらず、データを自動連携するためには、CSVファイルを手動でインポート/エクスポートするか、APIを用いた自動連携機能を個別開発するか、いずれかの手段が必要だったという。
そこで今回、シーイーシーでは「Sansan Data Hub コネクター for Dynamics 365」を開発し、両者の容易な連携を支援する。同コネクターは基本的な相互連携機能を備えているので、手動連携/個別開発が不要となり、最短1週間での連携を実現するとのこと。なお、データ連携の開発から導入までをシーイーシーが行った場合、通常かかる期間を最大94%削減し、最短1週間に短縮できるとしている。
「Sansan Data Hub コネクター for Dynamics 365」による連携後、Sansanから取り込んだ名刺データの顧客情報は、Sansan Data Hubが持つ名寄せ・重複排除機能によって統合可能になるほか、Sansanが提供するビジネスデータ(登記情報や帝国データバンク情報など)の自動付与により、顧客情報のリッチ化が図れるとのことだ。