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NTT MEと長野県伊那市、ドローンとAIを活用した「橋梁点検システム」を共同開発
2026年9月14日 16:33
NTT ME株式会社は10日、長野県伊那市と共同で、ドローンやAI、点検アプリケーションを活用し、点検準備から報告書作成までの一連の業務を一元的に管理できる「橋梁点検システム」を開発したと発表した。2023年度から2025年度にかけて実施された実証事業の知見をもとに構築されたもので、今後は、自治体や建設コンサルタントとの検証を通じて、有効性の確認やさらなる機能向上を進めるとしている。
今回開発されたシステムは、ドローンを活用した橋梁点検業務全体の効率化を支援するもの。国土交通省の道路データ連携基盤「xROAD」と連携させた点検計画の策定から、ドローンによる航行撮影支援、システムによる野帳(点検記録)対応、AIによる損傷抽出、帰庁・帰社後の点検調書の作成までを1つのシステムで完結することで、各業務間で発生するデータ連携や資料作成に伴う負担を軽減するという。
NTT MEが長年培った設備保守のノウハウをAIの学習モデルに反映させることで、コンクリートのひび割れや鋼材の腐食の自動検知に加えて腐食減肉の推定を行い、技術者による確認作業の効率化に寄与する。
また、伊那市などの自治体職員・現場技術者との共同検証に基づき、専門的なIT知識を持たない利用者でも扱いやすいUI/UXを設計した。
なお、同社は全国に役500名のパイロットを擁しており、災害時の被災状況把握や橋梁管路・鉄塔のインフラ点検のノウハウ・スキルを生かして、中大規模橋梁や難所にある橋梁でのドローン運航にも対応可能としている。
今後は、伊那市との連携協定に基づき、相互に協力しながら同システムの有効性の検証および活用機会の拡大に取り組んでいくとのことだ。
