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BoxがOpenAIと協業、ChatGPT上でBoxコンテンツを直接利用可能に
2026年9月14日 06:30
米Boxは現地時間10日、ChatGPT上でよりインテリジェントで実行可能な働き方を実現するため、OpenAIと協業し、企業コンテンツとAIを結び付ける取り組みを進めると発表した。
この新たな統合により、ユーザーはChatGPTから直接、Boxに保存されている最も重要なビジネスコンテンツに安全にアクセスして活用できるようになり、適切な情報の発見、インサイトの生成、新たなコンテンツの作成が容易になる。ファイルをChatGPTライブラリに配置することで、BoxとOpenAIは、Boxが提供するエンタープライズグレードのセキュリティ、アクセス権限、ガバナンスを維持しながら、企業のナレッジをシームレスに活用できる環境を提供するとしている。
Boxは、企業には事業を支える文書、プレゼンテーション、契約書、調査資料といった非構造化コンテンツの中に膨大で価値あるビジネスナレッジが蓄積されているが、そのナレッジをAIで活用するには、ユーザーが手作業でファイルを探し、ダウンロードし、システム間で移動させる必要があることが多く、日々の業務へのAIの導入に摩擦が生じていると説明する。
ChatGPTとの新たなBox統合は、ユーザーをすでにBoxでアクセス権を持つコンテンツに直接つなぎ、ChatGPT全体でファイルにアクセスできるようにすることで、こうした摩擦を解消する。コンテンツはBox上で整理、管理され、ガバナンスが維持される一方、ユーザーはChatGPTを使った業務の流れに必要な情報を取り込める。また、Boxのきめ細かなアクセス権限により、ユーザーとAIは利用を許可された情報にのみアクセスできるため、企業は既存のセキュリティとガバナンスの管理を損なうことなく、コンテンツ主導の業務にAIを導入するための安全な基盤を得られる。
BoxとChatGPTの統合により、ユーザーはBoxのフォルダー構造をたどり、ChatGPT上で直接コンテンツを閲覧、検索、選択、メンションすることで、アプリケーションを切り替えることなく適切な情報を迅速に見つけられる。また、チャットやプロジェクトで特定のファイルをコンテキストとして指定し、ソースファイルをプレビューし、ChatGPT上でBox Notesを直接編集することで、情報の活用からコンテンツ作成へとシームレスに移行できる。
さらに、BoxのMCPサーバーを通じて対応ツールを活用し、コンテンツを安全に参照、抽出、更新、作成することで、より高度なコンテンツ主導のワークフローを実現できる。
ChatGPTとのBox統合は、10日以降Boxの顧客および有料版ChatGPT Enterpriseの顧客に一般提供される。
