ニュース

NEC、大容量化と省電力・軽量化を実現したバックアップストレージ「iStorage HS3-70」

 日本電気株式会社(以下、NEC)は11日、バックアップデータやアーカイブデータを効率的かつ安全に保管するバックアップ専用ストレージ「iStorage HSシリーズ」において、シングルノードの新モデル「iStorage HS3-70」を販売開始すると発表した。価格は423万円(税別)から。

iStorage HS3-70

 「iStorage HSシリーズ」は、累計約9000ノードの採用実績を持つバックアップストレージ。重複排除・圧縮機能(DataRedux)により、バックアップデータを最大1/20に削減してコンパクトに保管できるほか、分散冗長配置技術により、HDDの複数同時障害時のデータ保護にも対応しており、パリティ設定により、最大6台の同時障害にも耐える高い可用性を備えている。加えて、定期的なデータ整合性チェックと不整合検出時の自動データ修復により、長期保管でも確実にデータを保護できるとのこと。

 今回発表された「iStorage HS3-70」は、前世代機「iStorage HS3-60」と比べて最大容量を2倍(最大48TB)に強化しながら、質量・最大消費電力を削減したモデル。これまでのシングルノードモデルではカバーできなかった容量帯にも対応できるようになったため、導入時の構成検討時の選択肢が広がったほか、将来のデータ増加にも柔軟に対応するという。なお、ラインアップは8TB/16TB/32TB/48TBの4種類が用意されている。

 また、ハードウェア基盤の見直しに加え、冷却機構や電源周辺の効率改善により、質量を32kgから27kgへ約16%削減。最大消費電力も757Wから485Wへと約36%削減されており、設置作業の負荷や電源設備への負担を抑えるとともに、長期運用におけるコスト削減につながるとしている。

 ソフトウェア機能としては、重複排除機能により、容量を追加で消費することなく瞬時に筐体内バックアップを実施する「クローン機能」や、バックアップデータを一定期間書き換え・削除から保護する「改ざん防止機能(WORM)」など、「iStorage HSシリーズ」のデータ保護機能を継承している。このため、ランサムウェア攻撃などでデータが暗号化・改ざんされた場合でも、あらかじめ保護したバックアップデータからの復旧が可能になるとした。