週刊データセンターWatch:

三菱電機、米国でデータセンター向け冷却機器の製造会社を新設

 三菱電機株式会社は、米国の持株会社を通じて、データセンター向けの冷却機器製造会社「MEHITS US」を米国オハイオ州に新設すると発表した。既設の自動車向け電装品製造拠点の一部を、300万米ドルを投資して改修・転用する計画。2027年4月の製造開始を目指す。

MEHITS USが入居予定の建物外観

 三菱電機グループはすでに米国において、Mitsubishi Electric Power Productsがデータセンター向けUPS(無停電電源装置)の提供を行っている。対して、データセンター関連の冷却用機器はイタリアに本社を置くMitsubishi Electric Hydronics & IT Cooling Systemsが開発・製造を担っていた。

 今回の新設により、世界でも屈指のデータセンター需要を誇る米国で、消費地生産体制を確立。生産から販売までのリードタイム短縮、ワンストップサービス体制の強化を図るとしている。

 なお三菱電機では、米国をはじめとしたさまざまな国・地域において、買収や現地企業との協業などにより、データセンター向け冷却システムのサービス体制を強化を進めているという。今後は全社横断的な事業連携も進め、データセンター向けトータルソリューションの提供を目指す。