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TISI、モダナイゼーションサービスの新たなラインアップとしてAIで保守業務の効率化と属人化解消を支援する新サービスを提供
2026年9月28日 13:39
TISI株式会社は25日、大規模レガシーシステムの移行を実現する「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」の新たなサービスラインアップとして、AIで保守作業の効率化や属人化の解消を支援する「保守AIプラットフォーム構築サービス」を提供開始した。
TISIは、企業のDX推進やクラウド活用の拡大を背景に、メインフレームやレガシーシステムのモダナイゼーション需要が高まっており、特に変換ツールなどを利用してプログラムを書き換える手法(リライト手法)を活用したマイグレーションは、コスト・工期・移行リスクの低減を実現できる手法として注目されていると説明する。
一方で、モダナイゼーションでは、移行後の保守性やナレッジ継承性まで含めて設計することが重要になっており、特に、レガシー資産に精通した人材の不足や高齢化が進む中、従来のシステムで蓄積された知見を運用・保守フェーズで継続活用できる仕組みの整備は、企業のIT運営基盤の強化に直結するという。また、生成AIの企業利用が進展する中、システム保守領域でもナレッジ活用の高度化が期待されているとしている。
こうした課題を受け、TISIはモダナイゼーション事業で培った業務ロジックを忠実に再現する技術力と、移行から保守までを一貫して対応する知見と、生成AI技術を組み合わせ、移行後の運用・保守まで見据えたサービスを開発した。
「保守AIプラットフォーム構築サービス」は、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」の成果物や、分析に使用した情報資産を活用し、保守業務に特化した生成AI基盤を構築する。利用者はAIエージェントとチャットベースでシステム構造や設計内容、障害履歴などについて問い合わせることができ、迅速な情報取得を実現する。これにより、特定担当者の経験や記憶に依存しやすい保守運用から、知識を組織的に再利用できる保守運用への転換を支援する。
「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」で蓄積されたシステム分析結果や設計情報、移行成果物をナレッジベース化し、TISIのモダナイゼーション実績と生成AI技術を組み合わせたサービスを提供する。これにより、移行プロジェクトの過程で得られた知見を一過性の成果物として終わらせず、移行後の保守・運用フェーズでも継続的に活用できる。
さらに、保守業務に適した形にチューニングしたAIエージェントを独自開発し、設計書やソースコード、障害履歴などに対する問い合わせに自然言語で回答する。影響調査や障害原因調査の初動対応を支援し、担当者個人への知識依存の軽減と保守業務の効率化を実現する。
Amazon Bedrock AgentCoreを活用した構成により、入力データやナレッジベース情報の取り扱いに関する安全性を配慮した環境を構築。企業利用を前提とした認証や監視機能により、機密性の高いシステム資産を扱う保守業務でもセキュリティ要件を満たした生成AI基盤を提供する。
TISIは今後、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」に関するサービス全体における2032年度までの中長期の売上高として、1000億円以上を目指す。
