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SCSK、AIを活用し“計画と現場”の断絶を解消する製造実行システム「PROACTIVE MES」
2026年6月15日 13:48
SCSK株式会社は12日、ERP製品「PROACTIVE(プロアクティブ)」において、新たなオファリングサービス「PROACTIVE MES(プロアクティブ メス)」をリリースしたと発表した。AIによる順序計画立案や実績登録、品質分析など、製造現場に必要な機能を標準搭載し、ERPとシームレスに連携することで、“計画と現場”の情報断絶を解消できるという。
「PROACTIVE MES」は、製造現場の実行管理に必要な「順序計画」「作業指示」「進捗管理」「実績収集/分析」「品質管理」を標準搭載したMES(製造実行システム)プラットフォーム。自社ERP「PROACTIVE」各サービスとの標準連携により、計画から実行、会計までを一気通貫で管理できるほか、Web APIやETLなどの連携方式により、SAPなどの他社製ERPを利用している場合でも連携を可能にするという。
なお、同製品を利用すると、AIが作業者のスキルやシフト、設備の稼働状況に基づき、最適な作業順序を自動で割り当てることが可能。現場の状況をリアルタイムに反映し、緊急オーダーやトラブルに対しても柔軟に対応できる。また、既存の作業指示書や検査記録をAI-OCRによってデータ化する機能を備えているので、システムへの転記作業は不要となっており、入力負荷の軽減と人的ミスの削減を支援するとした。
さらに、製造現場の状況を世界標準の指標(ISO22400)に基づき収集し、4M(人、機械、材料、方法)の観点で見える化するダッシュボードも搭載した。Google Cloudの生成AI「Gemini」を搭載しており、分析結果から問題の早期発見や改善アクションの提案をレポート形式で提示し、継続的な現場改善を推進するとしている。
なお、前述のように、ERPが持つ計画情報と現場の実績情報をリアルタイムに連携できるため、原価や在庫状況のズレを即座に把握でき、正確なコスト管理と迅速な経営判断を支援できる点も特徴。実績情報の二重入力や確認作業が削減され、現場が本来の製造業務に集中できる環境を整えられるとのことだ。

