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ワークスアプリケーションズが「HUEチャットボット」を強化、ChatGPTを用いたFAQの自動生成に対応

 株式会社ワークスアプリケーションズ(WAP)は17日、AIチャットボットソリューション「HUEチャットボット」を強化し、大規模言語モデル(LLM)のChatGPTと連携することで、FAQを自動で作成する機能を9月にリリースすると発表した。同時に、さらに広い範囲でFAQにない質問にも答えられるようになるという。

 HUEチャットボットは、NLP(自然言語処理)技術を応用して日本語の“揺らぎ”に対応するAIチャットボット。まるで人と話しているような高い精度での対話を実現するほか、利用状況や改善ポイントはダッシュボード上で可視化されるため、誰でも直感的な操作でPDCAを回せるという。

 このHUEチャットボットでは、ドキュメントを直接アップロードし、そこから直接回答を提示する「ドキュメント検索オプション」が用意されているが、今回はChatGPTにより、さらに精度の高いFAQを自動作成できるようになるとのこと。具体的には、ChatGPTを利用することで、マニュアルや社内規定など関連文書のファイルから、自然な文章のFAQを作成できるようになる。これにより、運用者が今まで担っていたFAQ作成・メンテナンスの負担が軽くなるとした。

 また、FAQにない質問も回答可能になる「ChatGPTに聞く」機能が搭載され、FAQにない一般的な質問にも、ChatGPTが膨大な情報の中から最適な答えを生成するようになった。HUEチャットボットは、各業界や企業特有の専門用語に柔軟に対応できる特徴を持つが、従来は、登録されたFAQ以外の問いに対しては「お役に立てず申し訳ありません」といった答えになるため、質問者が別に管理者へ問い合わせるなどの対応が必要だったという。しかし今回の新機能により、対応できる範囲が大幅に広がるので、質問者の満足度をさらに高められるとのことだ。

 なおChatGPTを企業が利用するにあたっては、入力情報が学習データとして利用されてしまうなどのセキュリティや、可用性などが懸念点として取り上げられることが多いが、HUEチャットボットは、閉じた環境での利用が可能な日本マイクロソフトのAIサービス「Azure OpenAI Service」を活用することで、こうした課題に対処するとしている。