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DB開発支援ツール「SI Object Browser for Oracle 25」リリース、テーブルの保守メンテナンスを効率化
2025年11月17日 10:00
株式会社システムインテグレータは、データベース開発支援ツール「SI Object Browser」の新版「SI Object Browser for Oracle 25」および「SI Object Browser for Oracle ReadOnly Edition 25」を、12月2日から販売開始すると発表した。
SI Object Browserは、テーブルの閲覧、SQLの編集・実行や各種オブジェクト作成、ストアドプログラムのデバッグ、Excel形式でのテーブル定義書の出力などをGUI上で簡単に実行できるデータベース開発ツール。国内の主要RDBMSであるOracle Database、SQL Server、PostgreSQL、MySQLに対応している。
今回はそのうち、Oracle Database向けの製品を強化した。まず、テーブルデータの差分を表示できる機能を追加。SQL実行画面にてSELECT文を2回実行することで、前回のSELECT実行結果との差分を調査できるようになった。追加や削除、更新されたレコードはハイライト表示されるため、即座に差分のレコードが特定できる。
また、比較結果のExcel出力も可能で、バックアップテーブルや別スキーマにあるテーブルとの差分比較、外部アプリケーションの実行前後のテストなど、幅広いシーンで活用できるという。
JSONデータを専用のツリー形式で編集する機能も追加された。ネストされたJSONデータも階層形式で表示・編集が可能。テキスト表示に切り替えた場合も自動整形された形で表示されるので、安全にデータの確認や編集を行えるとしている。
加えて、テーブルやSQL実行画面に表示されたテーブルデータをもとにINSERT文を生成する機能を新たに提供するほか、AIによる構文エラーチェック機能にて、修正前・修正後のSQLを表示するように改善している。
このほか、SSH接続に対応することで、Oracle Cloud Infrastructure等のゼロトラスト環境でも安全に利用可能になったとのこと。

