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PCA、経費精算クラウド「PCA Hub 経費精算」が交通系ICカードとのデータ連携に対応

JIIMA認証も取得

 ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)は25日、クラウド型経費精算システム「PCA Hub 経費精算」の新版として、交通系ICカードとのデータ連携に対応した「v1.3.0」をリリースしたと発表した。

 PCA Hub 経費精算は、経費申請から承認・精算までをペーパーレスで行えるクラウド型経費精算システム。スキャナやスマートフォンアプリで領収書を取り込んで申請できるほか、交通費の経路検索、定期区間を控除しての交通費申請などにも対応する。また、支払確定で承認されたデータからFB(ファームバンキング)データをダウンロードして支払処理を行ったり、仕訳データをダウンロードして会計ソフトへ連携したりすることも可能だ。

 今回の新版では、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードとのデータ連携に対応した。スマートフォンアプリ(Android/iOS)でICカードに記録された利用履歴を読み取り、それをPCA Hub 経費精算に転送することで、容易に交通費や出張の精算申請を行えるようになったという。

 また、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証」および「電子取引ソフト法的要件認証」を取得した。このため、電子取引やスキャナ保存制度へのシステム対応を検討している企業は、電子帳簿保存法に関する法的要件をチェックする必要がなくなるとしている。