ニュース
カオナビの予実管理クラウド「ヨジツティクス」、予算に対する乖離を通知する新機能を提供
2025年10月31日 10:00
株式会社カオナビは30日、予実管理クラウド「ヨジツティクス」において、予算に対する乖離(かいり)を通知・レポートする新機能を提供開始すると発表した。
「ヨジツティクス」は、売上高、販売費および一般管理費をはじめとする損益計算書(P/L)や、非財務データを一元化するクラウド型予実管理システム。クラウド上でこれらのデータを可視化することにより、経営判断を行う経営陣経営陣、予実管理の取りまとめを行う経営企画、実績を作る現場部門などがリアルタイムで数字や状況を共有できるため、素早く正確な経営判断が可能になるという。
今回の機能強化では、予算に対して見込みや実績の数値が乖離した際にアラートを出す機能を追加した。これまでの「ヨジツティクス」では、予算差がマイナスになると赤字で表示する仕様だったが、この強化により、マイナスになった場合のみならず、設定した乖離幅でアラートを表示できるようになる。
なお、乖離幅は自由に設定でき、上振れ・下振れのどちらに対してもアラートを表示可能。売上や利益などに対して、予算差・前月比・前年比・最終見込み差に関するアラートを設定できるため、業績が良い時でも悪い時でも状況を察知できるとした。
また、人件費、採用費、宣伝広告費などのコストに対しても、予算差・前月比・前年比・最終見込み差に関するアラートを設定できるので、使いすぎている場合や予算を有効活用しきれていない際に役立つとしている。
さらに、月次でアラート対象の数値をレポートする機能も備えており、アラートによる即時対応に加え、月次レポートで全体を俯瞰して戦略的な意思決定を支援できるとのことだ。
