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テクマトリックス、MCPサーバーを搭載したAPIテスト自動化ツール「SOAtest/Virtualize 2025.3」を販売

 テクマトリックス株式会社は28日、米Parasoftが開発したAPIテストの自動化とサービス仮想化を実現する「SOAtest/Virtualize 2025.3」を販売開始した。

 SOAtest/Virtualizeは、システム間連携に欠かせないAPIの「作る側」と「使う側」の両方を支援し、テストの自動化とテスト環境の仮想化(サービス仮想化)の2つの面から開発効率を高めるツール。

 APIの開発者向けには、APIが正しく動くかを確認するために、テストクライアントを自動生成し、単機能テストや結合テスト(シナリオテスト)を自動で実行する。APIを利用するアプリの開発者向けには、連携で使うAPIを仮想化(高機能なモックサーバー/スタブを自動生成)して、疑似データを提供する。これにより、必要なときに何度でもテストできる環境を用意し、アプリが取得したデータを使って正しく動作するかを確認できる。

 SOAtest/Virtualize 2025.3では、AI機能を大幅に強化し、MCPサーバーを新たに搭載した。これにより、自然言語で指示するだけで、任意のAIエージェントからSOAtestを呼び出してAPIテストを実行し、結果を確認できる。

Visual Studio CodeでSOAtestを実行する例
Visual Studio CodeにSOAtestのMCPサーバーを登録する例

 また、AIを活用したアプリ開発で課題となる「AIの出力内容が毎回変わる」問題に対しては、文脈や内容を自然言語で検証できるAI Assertor機能を追加した。さらに、MCPサーバーに対する自動テストを可能にするMCP Clientや、MCPサーバーのデータを使用するアプリのテストに必要な疑似データを提供するMCP Listenerも搭載し、モダンな開発におけるテスト自動化を支援する。

 加えて、チャット形式でテスト資産を生成するAIアシスタントも進化し、自然言語からスタブを生成できるようになった。

このほか、レガシーや組み込みシステムにおけるTCP/UDPソケット通信のテストも強化した。送受信電文の16進数設定が、より簡単に行えるようになった。また、16進数のTCPソケット電文を記録したPCAPファイルから、テストクライアントやスタブを自動生成する機能も強化した。従来は独自ツールの開発や手作業に頼っていた領域のテストを自動化し、作業効率の向上に貢献する。