ニュース

カオナビ、経営データを一元管理してリアルタイムで可視化する予実管理システム「ヨジツティクス」

 株式会社カオナビは、予算・見込み・実績などの経営データを一元化する予実管理システム「ヨジツティクス」を、4月上旬にリリースすると発表した。これを利用することにより、経営データをリアルタイムで可視化可能になるという。

 ヨジツティクスは、経営データを一元化・可視化し、経営判断をする経営陣と予実管理の取りまとめを行う経営企画、実績を作る現場部門でのリアルタイムな共有を可能にするサービス。予算や見込みをシステムに直接入力するとともに、実績は会計ソフトなどから取り込んで一元化するため、面倒なデータ収集や集計業務は不要なほか、予算策定時には、やり取りのログや過去実績、現時点での見込みなどを参照できるので、確認にかかる時間も削減できるという。

 また、経営計画(予算)から乖離(かいり)している見込みや実績など、気になる箇所をクリックするだけで、状況やコメントを確認可能。さらに、予算差や前回差の表示はもちろん、表示項目や並び順なども自由に設定でき、事業部別や拠点別など、確認したい分類での分析を容易に行えるとしている。

 さらに、これまで予実管理に携わっていなかった新任のマネージャーでも使いやすいように、わかりやすい画面設計を採用。加えて、閲覧権限を柔軟に設定できるため、経営データの一部を社員に公開可能となり、予実管理の意識や経営の透明性を向上させられるとした。