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タレントマネジメント「カオナビ」、アップロードした外部データをダッシュボードに表示できる新機能

外部の画像や資料をあわせて表示し、人的資本の戦略的な活用促進を支援

 株式会社カオナビは、クラウド型タレントマネジメントシステム「カオナビ」で提供しているダッシュボード機能に、外部データをアップロードできる機能を追加すると発表した。

 「カオナビ」は、社員の顔や名前、経験、評価、スキルなどの人材情報を一元管理して可視化することで、最適な人材配置やリスキリング推進といった戦略的なタレントマネジメント業務を可能にするクラウドサービス。同サービスの中で、グラフや数値を用いて直感的に現状を把握できるダッシュボード機能が提供されている。

 今回のアップデートでは、「カオナビ」に登録されている情報と合わせて表示したい外部の画像や資料などを、このダッシュボード上にアップロードできる機能を提供する。視覚的に訴求したい内容は画像で、詳細な情報を参照してほしい場合はPDFなどの各種資料で展開するといったように、目的に応じたファイル形式を選択し、ダッシュボードをカスタマイズできるとのこと。

 カオナビ社では利用例として、経営層が自社の人的資本経営の現状を分析し、戦略的な人事施策の提言を行ったり、部門責任者がグループ別の売り上げ進捗とスキル状況をクロス分析し、各グループの育成計画を相談したり、といった用途に利用できるとしている。

政府が掲げる人的資本指標の目標値や他社実績、先進企業の開示事例といった外部データを、「カオナビ」から抽出した人的資本情報と組み合わせ、自社の進捗状況と現在地を可視化

 また2025年夏には、分析結果に対する人事部見解や、前提条件・実施背景などの補足情報を入力・表示できる「テキストパネル」の追加も予定されているとのことだ。