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Sansan名刺アプリ「Eight」がイベント運営支援クラウド「EXPOLINE」と連携、名刺情報を利用した参加申し込みが可能に
参加者の手間を削減、主催者側の取得データの精度向上も実現
2025年10月20日 09:00
Sansan株式会社は17日、名刺アプリ「Eight」が、デジタルエクスペリエンス株式会社のイベントマネジメントプラットフォーム「EXPOLINE(エキスポライン)」との連携を開始したと発表した。これにより、名刺情報を活用した効率的なイベント申し込みが可能になるという。
Eightは、ビジネスユーザー向けに提供されている名刺アプリ。一方のEXPOLINEは、イベントの事前作業から当日の視聴・体験、事後のフォローまで、イベント全体をワンストップで管理できるクラウド型イベントマネジメントプラットフォームである。
現在Sansanでは、Eightを通じて、紙の名刺に依存せずスマートフォンで名刺を交換・管理できる「デジタル名刺」を推進しているが、今回はその活用シーンをさらに広げるため、EXPOLINEとの連携を実現した。EXPOLINEを利用して構築されたイベント申し込みサイトでは、Eightのアカウント情報や紙の名刺を活用して、プロフィール登録を簡単に行えるようになったという。
Eightユーザーの場合は、Eightアカウントを利用してログインすると、デジタル名刺の情報が申し込みフォームに自動で反映され、手入力の手間なく申し込みが完了する。一方、Eightを利用していない場合でも、手元の紙名刺をスマートフォンで撮影するだけで、名刺に記載されている氏名や所属、連絡先などの情報が正確にデータ化され、申し込みフォームに自動入力されるとのこと。
Sansanでは、これにより、参加者の入力負荷が軽減されるほか、イベント主催者は名刺情報に基づく参加者の最新のビジネスデータを取得可能になると、そのメリットを説明している。