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Sansanの名刺管理サービス「Eight」、デジタル名刺交換の利便性を向上させるアップデートを実施

 Sansan株式会社は14日、ビジネスユーザー向けの名刺管理サービス「Eight」において、紙の名刺に依存しない「デジタル名刺」の利便性を向上させるためのアップデートを実施したと発表した。

 Eightではこれまでも、Eightユーザー同士がスマートフォンをかざしてデジタル名刺を交換する「タッチ名刺交換」機能を提供してきたが、Eightを利用していない相手にはデジタル名刺を渡せない点が課題だったという。

 デジタル名刺を使えば、スマートフォン1つで名刺を交換できるため、紙の名刺を持ち歩く必要がなくなるものの、利用者からは、「相手がEightを使っているかどうかを尋ねにくい」「相手に余計な手間をかけたくない」といった声が寄せられており、その結果、デジタル名刺を利用しながらも紙の名刺を持ち歩くケースが少なくなかったとのこと。

 そこで今回のアップデートでは、相手がEightを使っているかどうかにかかわらず、スムーズにデジタル名刺を交換できる機能を提供する。Eightアプリを起動すると、アプリのホーム画面に名刺情報と連動したQRコードが表示され、相手のスマートフォンのカメラで読み取ってもらうだけで、簡単にデジタル名刺を渡せるようになった。

 Eightユーザー同士の場合は、QRコードを読み取ると即座に名刺交換が完了するほか、受け取り側がEightを利用していない場合でも、任意のメールアドレスを指定でき、そのアドレス宛にデジタル名刺情報が送信されるとのこと。

QRコードを使用した名刺交換の体験イメージ