両備システムズ、9つの便利機能を追加したkintone連携プラグイン「Bok⁺」を提供

　株式会社両備システムズは16日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」で作成した業務アプリと連携可能なプラグイン「Bridge over for kintone」（以下、Bok）の機能を拡張すると発表した。今回は新たに9種類の新機能を実装し、「Bok ⁺ 」として提供を開始する。

　「Bok ⁺ 」は、帳票出力やデータバックアップ、無害化といった「Bok」の既存機能はそのままに、kintoneをより便利に使える9つの追加機能をまとめて利用できるプラグインセットである。

　新機能の一覧は以下の通り。

・集計機能：数値フィールドの値を集計して一覧画面に表示
・採番機能：独自のルールでデータに一意の番号を付与可能
・検索機能：アプリ内のフィールドを対象とした検索ボックスをレコード一覧画面に複数設置できる
・和暦変換：和暦と西暦を相互に変換できる
・タブ機能：指定したフィールドをタブに集約できる
・box機能：kintoneのレコード内に複数のスペースを用意し、それぞれに異なるboxの画面を表示する
・カレンダー：レコードの情報をカレンダー形式で表示する
・条件分岐：フィールドのアクセス権では実現できない、条件に合わせたフィールドの入力・表示の制限を実現できる
・階層ドロップダウン：標準のドロップダウンでは実現できない、選択肢が動的に変わるドロップダウンを実現できる

　なお「Bok ⁺ 」は既存の「Bok」同様、官公庁での利用にも対応可能。自治体専用の総合行政ネットワーク（LGWAN）接続環境においても、両備システムズが提供するクラウドゲートウェイサービス「R-Cloud Proxy for kintone」を通じて、kintoneの利用が可能としている。