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スカイアーチ、エンタープライズ向けAWS運用サービス「SKY-OPT Enterprise」を提供 日本IBMと共同開発
2025年9月29日 09:00
株式会社スカイアーチネットワークス(スカイアーチ)は25日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境の構築・運用を包括的に支援するマネージドサービス「SKY-OPT(スカイオプト) Enterprise」を、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と共同で開発し、エンタープライズ企業に向けて提供すると発表した。
SKY-OPT Enterpriseは、エンタープライズ企業向けに、クラウド環境の構築・運用を包括的に支援するマネージドサービス。日本IBMとの共同開発によって、エンタープライズグレードの品質を確保しながら、効率的な導入・運用を実現するという。
サービスは、2021年より提供しているマネージドサービス「SKY-OPT」の機能をベースにしており、SKY-OPTで提供してきた、AWS導入後のアカウント管理、監視・運用、最適化といった機能に加えて、複数アカウントを横断した統合ガバナンス、工数ベース課金による透明性の高いプロジェクト管理、およびセキュリティ監視と運用を統合したモデルを実現する。
さらに、利用企業の組織内のAWS活用力を高める「内製化支援」を提供。標準構成の策定や資格取得支援を通じて、単なるアウトソーシングにとどまらず、利用企業における長期的なクラウド活用の成熟度向上を支援するとのこと。
なお、スカイアーチでは、シェアードエンジニアモデルによる人件費削減と、テンプレート化されたベストプラクティスによる工数削減によって、IT予算を効率化できる点や、ナレッジベースを活用した運用設計の標準化と設計期間の短縮、標準化された環境構築サービスによる納期の短縮(従来比最大50%減)を実現する点を、サービスのメリットとして説明。また、AIの活用と熟練したクラウド専門エンジニアによるエンタープライズグレードの品質確保が可能で、人材不足のリスクを解消できる点も強みとして挙げた。