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スカイアーチ、クラウド運用監視サービス「SKY-OPT」のメニュー・機能を強化 より柔軟な対応が可能に

 株式会社スカイアーチネットワークス(以下、スカイアーチ)は16日、2月から提供開始しているサブスクリプション型MSPサービス(クラウド運用監視サービス)の「SKY-OPT(スカイオプト)」を強化すると発表した。新しいプラン・機能が追加されている。

 SKY-OPTは、Amazon Web Services(AWS)を導入する企業に向けたサブスクリプション型のMSPサービス。スカイアーチの経験とノウハウを、クラウド上でワークロードを設計および実行するための概念と設計原則、ベストプラクティスを集約したAWSのフレームワーク「AWS Well-Architected Framework」に基づいてサービス化されている。

 今回は、各社で異なるアカウント運用状況やビジネス状況に柔軟に対応すべく、プランの幅を拡大した。従来は、「基本パック」「監視サービス」「運用サービス」といったメニューのうち、中心となる「基本パック」は、1)アカウント管理、2)AWS料金のお支払い代行、3)AWSとの問い合わせサポート、4)Well-Architected Frameworkに基づくAWS環境の最適化支援から構成されていたが、1)2)については、すでに自社で行っている企業が少なくないことから、3)と4)のみをサポートする「MSPプラン」を用意した。

 あわせて、従来はLinuxのみだった対応環境をWindowsにも拡大している。

 また監視サービスと運用サービスを利用する場合、従来はセットでしか申し込めなかったが、基本パックの加入企業は、監視サービスだけ、あるいは運用サービスだけの申し込みを行えるようにした。MSPプランの加入企業は、従来同様、監視サービス・運用サービス双方の加入が必須になる。

 このほか監視サービスでは、簡易検知サービスとして、CloudWatchによるメニューを新設。「監視についてはAWSからのアラート通知で十分」「検証環境や開発環境の監視コストを削減したい」といったニーズに対応するとした。