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TOKIUM、発注データと請求データの照合作業を自動化するAIエージェント「TOKIUM AI請求照合」
2025年8月7日 14:46
株式会社TOKIUMは7日、発注データと請求データの照合作業を自動化するAIエージェント「TOKIUM AI請求照合」を販売開始すると発表した。
「TOKIUM AI請求照合」は、AIエージェントが請求照合作業を代行するサービス。請求書と納品書、発注書、稟議(りんぎ)書などの発注データをCSV形式でアップロードするだけで、事前に設定した「照合キー」に基づき、全件を自動で照合してくれるという。
照合キーは、自社の照合ルールに合わせて自由に組み合わせ可能で、例えば、「発注番号」を照合キーに設定すると、発注番号にひも付いた請求金額の整合性を自動で確認する。なお、照合キーは複数設定することも可能だ。
照合作業の結果は一覧やCSVデータで確認でき、結果の絞り込みにも対応しており、不一致データのみを抽出して確認作業を進めることも可能とした。さらに不一致と判定された場合は、AIが不一致の理由を推定して表示するため、素早い判断を行えるほか、担当者や担当部署でのソートも可能で、発注担当への確認作業も効率化できる。
なお、請求書受領システムはTOKIUMが提供している「TOKIUMインボイス」以外とも連携可能。BPOサービス「TOKIUMアシスタント」を契約すれば、照合に必要な請求書データや納品書データの明細作成もTOKIUMが代行するため、照合作業のためだけに明細データを作成する手間がなくなるとのことだ。