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請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」、Peppol形式での受領機能を開発へ
2025年8月4日 15:34
株式会社TOKIUMは4日、請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」において、欧州を中心に30カ国以上で採用されているPeppolに対応するための開発を行うと発表した。
「TOKIUMインボイス」は、さまざまな形式で届く請求書を受領するとともに、支払期日や金額などの情報の入力をTOKIUMが代行し、クラウド上でデータ化するサービス。一方のPeppolは、請求書などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための国際標準仕様で、欧州を中心に30カ国以上で採用されており、日本では2022年からデジタル庁を中心に普及が進められてきた。
今回「TOKIUMインボイス」では、Peppolネットワーク経由でのデジタルインボイス受領に対応するための開発を開始する。国際標準規格のPeppolに対応し、標準化された電子請求書の受領を可能にすることで、グローバルな取引先との請求書のやり取りがシームレスになり、担当者の業務負担を軽減するとのこと。またPeppol規格に準拠したセキュリティ対策により、請求書の内容が安全に伝達されるため、コンプライアンスが確保されるとしている。
