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GUGA、“生成AI時代の人的資本戦略”に関する先進事例を表彰する「GenAI HR Awards 2025」を開催
7月31日までエントリーを募集中、企業・教育・公共など4部門
2025年7月7日 06:30
一般社団法人生成AI活用普及協会(以下、GUGA)は、人と生成AIが協働する社会の実現に向け、人的資本戦略の優れた実践事例を表彰する「GenAI HR Awards 2025」を開催すると発表した。企業・教育・公共の各セクターを対象に、人材育成や人事評価設計、経営変革などの人的資本に関連する取り組みについて、7月1日より受付を開始している。受付期間は7月31日まで。
さまざまな用途において活用が進展している生成AIは、2025年も産学官それぞれの立場で活用が推進されているが、GUGAによれば、生成AIのポテンシャルを最大限に引き出すためには、人的資本の観点も欠かせないという。そこでGUGAは今回、人材育成や人事評価設計、組織変革といった人的資本に関連する取り組みを広く募集し、その中から優れた事例を表彰する「GenAI HR Awards 2025」を開催するとのこと。
このアワードは全4部門から構成され、それぞれ、生成AI時代の人的資本戦略に精通する有識者が審査を行うとした。また1次審査(書類)、2次審査(オンラインプレゼン)を経て選ばれたファイナリストは、10月9日に開催される展示会「NexTech Week 2025【秋】第6回 AI・人工知能 EXPO内」のステージにてプレゼンを行い、その内容を基に会場で最終審査が行われる予定である。
具体的な部門としては、
・ 企業セクター(大企業) :生成AIの活用推進にあたり、従業員の育成や組織変革に関する取り組みを実行し、成果を上げた従業員1000名以上の企業
・ 企業セクター(中小企業) :生成AIの活用推進にあたり、従業員の育成や組織変革に関する取り組みを実行し、成果を上げた従業員999名以下の企業
・ 教育セクター :生成AIの活用推進にあたり、教職員の育成や組織変革に関する取り組みを実行し、成果を上げた大学や専門学校などの教育機関
・ 公共セクター :生成AIの活用推進にあたり、行政職員の育成や組織変革に関する取り組みを実行し、成果を上げた国や地方自治体、公共団体などの機関
の4つ。戦略性、革新性、安全性、定量性、将来性の5つの観点から審査して、各部門でグランプリ・準グランプリを表彰する。なお、いずれも自社事例のみを対象としており、コンサルティングや研修サービスなど、提供者側によるエントリーは対象外。
審査員長は、GUGAの協議会議長である山本貴史氏が担当。一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ 代表理事の後藤宗明氏、一般社団法人Generative AI Japan 理事の白井恵里氏、一般社団法人AICX協会 人事AI変革推進委員会 委員長の鳥潟幸志氏が会場審査員を務める。またGUGAの常任協議員である、小澤健祐氏、國本知里氏、津本海氏も審査員を務めるとのこと。
