GUGAが大阪府と協定を締結、雇用対策特設サイトへトレーニング用映像コンテンツなどを提供

　一般社団法人生成AI活用普及協会（以下、GUGA）は9日、大阪府と「求職者等へのDX（IT）に関するスキル等の習得を通じた持続可能な就職支援モデルに関する協定」を締結したと発表した。これに伴い、大阪府雇用対策特設サイト「にであう-nideau-」のコンテンツの1つとして、生成AIパスポートガイダンス動画などが掲載されるとのこと。

　大阪府が運営している「にであう-nideau-」は、求人情報やデジタルスキルトレーニング、リスキリング相談、就活相談など、就職に役立つさまざまなコンテンツを提供しているWebサイト。今回の協定の締結に伴い、GUGAからは「生成AIパスポートガイダンス動画」と「生成AIパスポート AIクイズアプリ」が提供され、同サイトに掲載されるという。

　このうち「生成AIパスポートガイダンス動画」は、生成AIに関する国・企業の動向や生成AI人材になるための第一歩、生成AI活用レベルの証明の必要性などを解説する、セミナー動画コンテンツ。GUGA事務局次長の小村が講師を務めており、AI初心者が抱える疑問や不安の解消と、生成AI活用に関するリテラシーおよびスキルの習得を後押しするとしている。

　一方の「生成AIパスポート AIクイズアプリ」は、GUGAが開催している、生成AIリスクを予防する資格試験「生成AIパスポート」に関する○×形式のクイズを生成するアプリ。LINEアプリ上で、誰でも手軽に無料で「生成AIパスポート試験」を簡易的に体験でき、生成AIに関する基礎的な知識や活用方法について学習できる。