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セイコーソリューションズの安全運転支援クラウド、アルコールチェック結果の一元管理に対応

シャープのアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」と連携

 セイコーソリューションズ株式会社は3日、法人向け安全運転支援クラウドサービス「Drive Cloud+」において、シャープ株式会社のアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」との連携機能を提供すると発表した。

 Drive Cloud+は、専用のドライブレコーダーから自動で送信されるデータや映像を基に運行データを可視化し、交通事故の未然防止や効果的な安全運転指導をサポートする車両管理システム。

 このDrive Cloud+は、リース会社や車両を所有する企業などに導入されてきたが、企業の社有車管理においては、道路交通法施行規則の改定により、2023年12月からアルコールチェックの実施と、その記録を一年間保存することが義務付けられるようになった。このため、社有車を保有する企業では、アルコールチェックを徹底する方法と、管理業務の効率化が課題となっていたという。

 そこで今回は、シャープの子会社であるAIoTクラウドが提供している、ドライバーのアルコールチェック結果を適切に管理するためのクラウドサービス「スリーゼロ」との連携機能を実装し。アルコールチェック結果の自動取り込みを可能にした。

 もともと対応している日々の運行情報や危険運転データの管理に加え、アルコールチェック結果をクラウド上で一元管理できるようになったため、セイコーソリューションズでは、安全運転支援とアルコールチェックの徹底を図りながら、車両管理業務の効率化を実現すると、この連携をアピールしている。