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セイコーソリューションズ、運転状況を詳細に見える化する法人向け安全運転支援サービス
2020年12月24日 10:00
セイコーソリューションズ株式会社は、法人向け安全運転支援クラウドサービス「Drive Cloud+」を12月25日より提供開始すると発表した。価格は個別見積もり。なお、すでに三菱オートリース株式会社での採用が決定しており、同日より運用が開始されるとのこと。
「Drive Cloud+」は、さまざまなセンサーが搭載されたドライブレコーダーからLTE回線でクラウド上にデータを自動収集し、運転状況を詳細に見える化することにより、安全で効率的な運転管理を支援する法人向けのクラウドサービス。セイコーソリューションズがテレマティクス分野で培ってきた、自動車メーカー向け車載端末をはじめとするM2M機器の開発・製造や、IoTデバイス、クラウド基盤、アプリケーションなどの開発実績を基に設計・開発されたという。
具体的には、ドライブレコーダーが急な速度変化や急ハンドルなどの危険運転を感知すると、記録された動画とひも付けてクラウドサーバーへ自動で検知内容を送信する。管理者は、Webブラウザ上のダッシュボードから状況を確認・把握できるため、運転手ごとに正確で公平な安全運転指導が可能になるとした。
また、最新の技術であるADAS(Advanced driver-assistance systems)に対応し、危険な車間距離を計測して警告するほか、設定条件以上の車線変更をヒヤリハット相当の運転とみなし、運転日報にて管理者へ報告する機能も備えた。さらに、現在位置・移動履歴管理機能や車両予約機能、エコドライブ機能などを活用し、業務の効率化や車両の有効活用、省エネを図ることも可能としている。
なお運転者の判別は、車両予約、ICカード以外にも、スマートフォンアプリ認証や運転者顔認証など、さまざまな認証機能が利用できるとのこと。
セイコーソリューションズでは、リース会社、レンタカー会社、多くの車両を管理している企業などへ向けて展開する計画で、料金形態としては、購入型とレンタル型の双方を用意する。