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ラクス、請求データと入金データの照合・消込作業を効率化するサービス「楽楽債権管理」

 株式会社ラクスは1日、請求データと入金データの照合・消込作業を効率化するクラウド型債権管理システムとして、「楽楽債権管理」を販売開始すると発表した。

 「楽楽債権管理」は、銀行から取得した入金データと請求データを自動で照合して、消込作業を完了させることが可能なクラウドサービス。顧客ごとに振込手数料などの誤差許容金額を設定でき、その範囲内の差額であれば自動で消込処理が完了するので、目視による確認作業が不要になり、債権管理業務の効率化と月次決算の早期化を実現するという。

 また個別消込にて、請求額と入金額に過不足が生じた場合や、前受金・仮受金の消込も柔軟に対応でき、複数の請求に対する一括入金や、1件の請求に対する分割入金なども、画面上で対象の明細をクリックするだけで簡単に消込可能。各明細のステータス(例:未消込、一部消込、消込完了)は一覧で可視化されるので、対応漏れを防ぎ、正確な債権管理を実現するとした。

 さらに、完了した消込結果をもとに仕訳データを自動で作成する機能を備えた。作成された仕訳データはCSV形式で出力できるため、会計ソフトウェアへの入力にかかる手間を削減するとしている。