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ビジネスチャット「direct」、現場の熱中症対策を支援する「熱中症予防チェックボット」を提供
2025年6月27日 09:00
株式会社L is Bは26日、現場向けビジネスチャット「direct」の専用チャットボット「熱中症予防チェックボット」をリリースしたと発表した。建設や物流、製造などの現場で働くメンバーの健康管理ツールとして活用できるという。
directは、LINEに似たインターフェイスを持つ、ビジネス利用に特化したチャットツール。文字のやりとりだけでなく、現場で撮った写真や図面ファイルを使った情報共有のツール、あるいは緊急時の連絡手段として、現場で働くフィールドワーカーに広く活用されているが、以前からボットの提供に注力してきた点も特徴で、チャットボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」によって、いくつものボットをレンタル提供してきた実績を持つ。
今回もその「direct bot RENTAL」において、従業員の日々の健康チェックを効率的に行える「熱中症予防チェックボット」を提供する。チャットボットによって自動送信される質問に回答するだけのシンプルな仕組みで、協力会社を含めた現場従事者全員の体調管理を支援できるとのこと。
具体的には、ボットから熱中症予防に関する質問が送信され、従業員は、送信されてきたチェック項目に対し、画面上のボタンをタップするだけで簡単に回答できる。体調不良などの該当項目がある場合も、該当番号を入力するだけで回答が完了するため、従業員の手間や負担を最小限に抑えながら、確実な健康状態の確認が可能とした。
なお質問は、始業前(朝礼時)、10時、昼休憩時、15時、終業時に自動送信されるので、チェックの送り漏れを防止可能。また、従業員の回答結果は1週間ごとにExcelファイルへ自動出力される(任意の時点での出力も可能)ため、管理者は体調一覧の確認を迅速に行えるほか、新たな管理票を作成する手間も不要になったとしている。
価格は、1組織あたり月額1万円。別途、directの契約が必要となる。