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現場向けビジネスチャット「direct」、建設現場向け機械管理サービス「Archシリーズ」と機能連携
Archシリーズの通知をdirectで受け取り可能に
2025年5月29日 08:30
株式会社L is Bと株式会社Archは28日、L is Bの現場向けビジネスチャット「direct」と、建設現場の機械管理をデジタル化するArchの「Archシリーズ」が連携し、「Archシリーズ」上で行われる各種通知を「direct」でリアルタイムに受け取れるようになると発表した。今回は第1弾として、「direct」と、建機レンタル品の見積もりから発注、建設現場内での管理をデジタル化する「Archレンタルプラットフォーム」との連携を実現している。
directは、LINEに似たインターフェイスを持つ、ビジネス利用に特化したチャットツール。文字のやり取りだけでなく、現場で撮った写真や図面ファイルを使った情報共有のツール、あるいは緊急時の連絡手段として、現場で働くフィールドワーカーに広く活用されており、さまざまな業種において、現場と社内とのコミュニケーションを支援しているという。
一方の「Archレンタルプラットフォーム」は、建機レンタル品の見積・発注・在庫管理をデジタル化できるクラウドサービス。建設会社と建機レンタル会社の双方に対して、デジタル化による業務効率化のメリットを提供できるとした。
今回の連携では、「Archレンタルプラットフォーム」の見積・発注情報を「direct」上で即時に共有できるようになった。これにより、メールや電話のやり取りが削減され、確認作業の手間を軽減できるほか、通知により見積・発注などの情報を即時共有でき、判断や対応のスピードが向上するとした。
加えて、情報が「direct」内に一元化され、確認漏れを防止できる点もメリットとのことだ。
なお今後は、現場の機械の安全管理をデジタル化する「Arch安全セーフティ」において、点検状況の通知や各種申請依頼通知を「direct」で行えるようにする予定である。