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テラスカイ、「mitoco」向けモバイルアプリの表示パフォーマンスを向上 カレンダーの見やすさ改善なども

 株式会社テラスカイは25日、Salesforceと連携するコミュニケーションツール「mitoco(ミトコ)」のモバイルアプリ「mitoco Mobile」を「同 Ver.5.0」にバージョンアップしたと発表した。

 mitocoは、Salesforceとの連携を意識して作られたクラウド型コミュニケーションツール。Salesforceをプラットフォームとしているため、Salesforce上のCRMデータとの連携を容易に行えるほか、柔軟性の高い開発基盤上でカスタムアプリケーションを追加開発することも可能という。

 mitoco Mobileは、このmitocoをモバイル環境から利用できるアプリで、今回のバージョンアップでは、まず、ホームタブの「予定一覧」「予定の詳細画面」、カレンダータブ「前後一ヶ月の予定」「予定の詳細画面」をはじめ、やることタブ、トークタブなどにおいてデータの表示パフォーマンスが向上した。一度表示した画面のデータがモバイル側に保存され、再表示の際は保存されたデータを表示する仕組みで、移動中や電波状態の悪い場所でも、1日に何度も確認したいスケジュールなどの情報をストレスなく、すぐに確認できるとしている。

 また、カレンダーの「みんなの予定」画面で、ユーザーを従来の縦並びから横並びに変更できるようになった。横並びの場合、各ユーザーの予定が縦長に表示されるため、それぞれの予定や働く場所、施設の予定を一度に確認しやすくなるとのこと。縦並び・横並びの切り替えは、画面右上のボタンから可能だ。

横並び(左)と縦並び(右)

 さらに、リストカレンダーに他ユーザーおよび施設の予定が表示されるようになったほか、招集した施設の施設名を、予定の場所情報へと自動で転記するボタンも新たに搭載された。加えて、お知らせ一覧に未読バッジ数が表示する機能が追加されており、アプリケーションごとに、未読数を個別に確認できる。

未読バッジ数の表示に対応

 このほか、mitoco Mobile用の利用アプリケーションを設定することにより、許可されたアプリケーションのみを表示し、それ以外のアプリケーションを非表示にできるようになった。この設定は管理者によって、組織、プロファイル、ユーザー単位で適用を行えるとのこと。