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テラスカイ、Salesforceと連携したワークフローの新版「mitoco申請 Ver.1.3」を提供
組織情報のCSV出力や従業員情報の一括更新などに対応
2025年10月31日 08:30
株式会社テラスカイは29日、Salesforce上で日本の商習慣に合わせたワークフローを実現する「mitoco(ミトコ)申請」の新版「mitoco申請 Ver.1.3」を提供すると発表した。同時に、Salesforceと連携するコミュニケーションツール「mitoco」のモバイル用アプリケーション「mitoco Mobile」も、「mitoco Mobile Ver.6.0」にバージョンアップされている。
「mitoco申請」は、既存の「mitocoワークフロー」を刷新したワークフロー機能として2024年9月より提供されており、回覧や合議などのきめ細やかな機能のほか、組織図に基づいた承認ルート設定や、申請ごとに承認者を選択する機能など、柔軟なワークフローを実現する機能を備えているという。
今回の新版では、既存の「mitocoワークフロー」の申請が大量にある場合に、「mitoco申請」への移管が大変だという声に応え、「mitoco申請」タブの申請ツリーで「mitocoワークフロー」の申請を選択できるようにした。また、「mitoco申請レコード一覧」にも「mitocoワークフロー」での申請が表示されるようになり、対象を絞りながら移行できるようになったとのこと。
さらに、指定した時点の組織情報をCSV形式で出力・入力する機能を追加した。新規に組織情報を作成する際や、年度替わりなどに発生する大規模な組織変更時の更新、バックアップ、他システムへのデータ連携などに活用できる。
加えて、従業員情報の部署、上長、役職の一括更新機能が搭載された。組織改編などで複数の従業員の部署異動や上長変更が発生する際に、従業員の属性情報を画面上で手軽にまとめて修正可能になった。
一方、「mitoco Mobile」の新版では、他ユーザーの月カレンダーを表示する機能が追加され、メンバーの予定を俯瞰して確認しやすくなった。このほか、トークにおいて、ルーム名やトピック名、フィードの投稿を対象に目的の情報を一括で検索できる機能や、mitoco Mobileで「mitoco Work経費」のファイルアップロードを呼び出せる機能などが追加されている。


