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アイズファクトリー、地方創生のためのオープンデータ活用支援を開始

 株式会社アイズファクトリーは26日、官公庁・地方自治体向けに、オープンデータ自動解析ツール「bodais」を用いたデータ活用支援サービスを開始した。

 現在、経済産業省を中心に、経済構造を変革する手段として企業間でのオープンデータ活用が検討されている。その活用推進により、行政と企業双方における新サービスの開発、観光客の誘致、企業誘致による税収増などが期待されるほか、地域住民が暮らしやすい街づくりにもオープンデータが貢献すると考えられている。

 アイズファクトリーは、これまでに行ってきた企業のデータ活用支援の知見を生かし、今回のサービスを開始。組織内でのデータ活用推進の体制づくりを支援する。

 具体的には「分析官育成サービス」「官公庁・地方自治体によるデータ解析の実行(bodais)」「データ活用に関するアフターフォロー」を用意。

 「分析官育成」では、単にツールの使い方や統計解析手法の解説といった内容ではなく、データ分析を成果につなげるデータ活用推進手順が学べるという。

 「データ解析の実行」では、自動進化型クラウド解析プラットフォームの「bodais」をベースに、データ解析知識・経験がなくとも簡単な作業で、高精度にデータ解析が可能な環境を実現する。解析結果はグラフで表示され、目的とする指標に対する予測値や目的達成に影響する項目などが一目で確認でき、報告書まで自動生成できるという。

 「アフターフォロー」では、定期的な勉強会と常設の相談窓口を活用し、現場での疑問を解消する。解決すべき課題の整理や分析内容・データ活用推進のロードマップ作成を支援する分析前のカウンセリングサービスも提供する。

川島 弘之