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アシストが「ITSM定着伴走サービス」を提供、課題の洗い出しから継続的な改善までを支援
2025年8月18日 12:21
株式会社アシストは13日、ITSM(ITサービスマネジメント)導入後に生じやすい、定着の遅れや活用の停滞といった課題を解決する「ITSM定着伴走サービス」を提供開始すると発表した。
「ITSM定着伴走サービス」は、ITSMツール導入後に直面する課題を解決するために、ツール展開・定着・利用拡大・改善を支援するもの。アシストが提供しているITSMツール「OpenText Core Service Management(旧称:SMAX)」の導入企業に対し、その企業の導入支援を担当して企業の業務要件やシステム構成を熟知したアシストの技術者が、運用フェーズにおいても継続的に1年間支援するという。
具体的には、サービス提供開始前に、顧客企業の業務サイクルを踏まえた伴走計画書(継続的改善フォロープラン)を策定。支援が必要となるタイミングや具体的な支援内容を事前に明確化することで、計画的な運用改善をサポートするとした。また、操作や設定などの一般的な問い合わせにとどまらず、顧客企業のシステム構成やカスタマイズ内容についての問い合わせにも対応する。
さらに、サービス期間終了後も企業の担当者が主体的・自律的に継続して改善に取り組めるよう、オンサイト/Webでの会議や勉強会を通じて伴走型で支援する。具体的には、課題・重点取り組みテーマの整理、業務設計/実装に関するアドバイス・改善提案、活用度の把握や定点的な課題管理を通じた運用面の継続的改善提案、実環境を利用したトレーニングの開催による定着促進などを行うほか、ITILやITSMに関する社内勉強会を開催するとのこと。
価格は年間150万円から。
なおアシストでは、ITSMを見直すにあたり、上流に立ち返り、将来構想の言語化に向けて現状の業務課題や成功要因の整理、必要な施策とシステム化要件の検討などをワークショップ形式で実践的に支援する「サービスデスク改善ワークショップ」を提供しており、これを利用することで、ツール導入前後のギャップを最小限に抑えられるとしている。