さくらインターネット、ベアメタル型GPUクラウドサービス「高火力 PHY」でB200プランを提供開始

　さくらインターネット株式会社は15日、ベアメタル型GPUクラウドサービス「高火力 PHY」において、「NVIDIA Blackwell GPU」が利用できる「B200プラン」を提供開始した。

　高火力 PHYは、大規模言語モデル（LLM）をはじめとする生成AI開発の計算ニーズに対応するGPUクラウドサービス。

　今回新たに、より高性能なNVIDIA Blackwell GPUが利用できるB200プランの提供を開始した。B200プランのスペックは、GPUがNVIDIA B200 SXM 180GB×8、CPUがIntel Xeon 6960P（72コア）×2、メモリが1.5TB、ストレージが7.68TB×4。料金は要問い合わせ。

　また、B200プランではこれまでのプランよりもグローバル回線を増強することで、大規模モデルの持ち込みや環境移行を容易にした。従来のH200プランではグローバル回線は標準が100Mbps（50Mbps×2）、オプションが250Mbps（125Mbps×2）または500Mbps（250Mbps×2）だったが、B200プランのグローバル回線は標準で20Gbps（10Gbps×2）となった。

　さくらインターネットでは、B200プランの提供開始を記念し、同プランを割引価格で利用可能となるキャンペーンを実施する。