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オカムラ、WMSとBI機能を一体化した倉庫最適化システム「Optify」 マテハン機器とのスムーズな連携も可能
2025年5月13日 08:00
株式会社オカムラは12日、倉庫管理システム(WMS)にBI機能を一体化した倉庫最適化システム「Optify(オプティファイ)」を提供開始すると発表した。
「Optify」は、倉庫運営や物流センター内の作業を効率化するWMS機能とBI機能を一体化したうえ、これまでオカムラが提供してきたマテハン(マテリアルハンドリング)機器・マテハン機器制御システム(WCS)との連携までをワンストップで提供可能な倉庫最適化システム。WMSとマテハン機器・WCSをスムーズに連携できるため、マテハン機器導入時の複雑な調整作業や連携にかかる開発期間・コストを削減できるという。
またBI機能「Opt BI」を用いて、WMSから収集・蓄積された各種データに基づいた庫内作業のリアルタイムでの可視化分析・作業量予測を行え、オペレーション最適化のための意思決定や現場改善をサポート可能。例えば、入荷から出荷までの作業進捗をリアルタイムで可視化して、効率的な人員配置や迅速な対応を実現したり、日時・工程・作業者別などの過去の作業実績を可視化し、イベント情報を加味した時系列分析で未来の作業量を予測したり、といったことを行える。
さらに、WMSとBI機能を合わせた「Optify」と、マテハン機器など倉庫業務の効率化に必要なシステムを、保守を含めてワンストップで提供可能なことから、倉庫の新規設置やシステム・機器の追加導入の際にプロジェクト管理の負担を軽減し、保守も含めて窓口を一本化できるとしている。