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ナレッジセンス、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の追加学習機能でSlackとの連携に対応

 株式会社ナレッジセンスは1日、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の追加学習(RAG)機能について、Slackとの連携機能をリリースしたと発表した。

 ChatSenseは、ChatGPTに社内データを追加学習して、独自の専門家AIを作成できる法人向けサービス。新たに提供するSlackとの連携機能は、SlackのチャンネルをChatSense上のAIに連携することで、常に最新の状態に基づいてAIが回答できるようになる。

 社内向けのSlack上にある会話データついて、簡単にRAGの学習ソースとすることができ、一度連携すると、その後は自動でAIがアップデートされる。Slackで会話の更新があるたびに、ChatSense上の追加学習AI(RAG)も自動で更新され、常に最新状態での回答が可能になる。

 また、ChatSenseが提供する追加学習機能では、ChatGPTが社内データに基づいて回答(RAG)する際、ソースの表示ができるようになっている。これにより、AIによる幻覚(ハルシネーション)を見抜くけるようになっている。

 学習データはその企業のためだけに利用され、他社の学習に利用されることはなく、セキュリティの面でも安心して、社内データを学習したAIを実現できる。