LogStareとソリトンが技術連携、「LogStare」によるIDaaS「Soliton OneGate」のログ分析が可能に

　株式会社LogStareと株式会社ソリトンシステムズ（以下、ソリトン）は18日、LogStareのマネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」において、ソリトンのID管理・認証サービス「Soliton OneGate」のログ分析に対応したと発表した。

　「LogStare」は、親会社であるセキュアヴェイルの監修のもとでLogStare社が開発している、純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォーム。クラウドからオンプレミスまでのさまざまなIT製品を対象に、企業内で発生するログや監視データを一元管理でき、日々のネットワーク監視やインシデント発生時の原因分析、AIによる将来予測を一気通貫で実現することにより、企業のシステム運用を支援するという。

　一方の「Soliton OneGate」は、管理者と利用者双方の負担を抑えながら、セキュアかつスムーズなID管理・アクセス制御を実現する国産のID管理・認証サービス（IDaaS）。多様なシステム・サービスと連携し、多要素認証によるセキュアなアクセス環境を提供している。

　今回は両社が技術連携し、「Soliton OneGate」が出力する認証ログを「LogStare」が自動的に収集・分析して、アクセス状況を可視化できるのみならず、異常な挙動のリアルタイム検知、迅速なアラート通知などが適切に機能することを確認したという。これにより、ブルートフォース攻撃をはじめとするサイバー攻撃の兆候をアラートしたり、なりすましによる不正アクセスの早期発見を支援したり、といったことを行えるようになるとした。

　また両社では、2つの国産製品が連携することにより、海外製品に頼らないゼロトラストセキュリティの実現が可能になると、今回の取り組みをアピールしている。