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マネージドセキュリティソフト「LogStare」、オンプレ版にMCPサーバー機能を搭載
2025年6月3日 13:17
株式会社LogStareは2日、マネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」のオンプレミス版に、MCP(Model Context Protocol)サーバーを搭載し、提供を開始したと発表した。
「LogStare」は、親会社であるセキュアヴェイルの監修のもとでLogStare社が開発している、純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォーム。クラウドからオンプレミスまでのさまざまなIT製品を対象に、企業内で発生するログや監視データを一元管理でき、日々のネットワーク監視やインシデント発生時の原因分析、AIによる将来予測を一気通貫で実現することにより、企業のシステム運用を支援するという。
今回は、そのオンプレミス版にMCPサーバーが搭載された。AIに対して、人と会話するように質問を投げかけるだけで、「LogStare」が蓄積したログデータから、適切な回答を導けるとのことで、直近で起きたシステムトラブルやセキュリティインシデントが提示されるほか、その原因や対処方法を質問することも可能になった。
例えば、対話型AIに対して、対応を要するセキュリティアラートをまとめるように指示することが可能。
また、セキュリティアラートの対象となっているウイルスについて質問することもできる。
このように、従来はアナリストの専門知識を必要としていた分析業務や判断業務をAIに置き換えられるため、SOC(Security Operation Center)をはじめ、企業のセキュリティ運用に関わる組織の省人化と高精度化を実現できるとしている。