SaaS一元管理ツール「Bundle by freee」、使われていないアカウントなどの棚卸しを支援するアンケート機能を提供

　フリー株式会社（freee）は14日、SaaS一元管理ツール「Bundle by freee」において、従業員に対し、IT機器やSaaSの継続利用を希望するかどうかといったアンケートを実施できる「棚卸しアンケート機能」を提供開始したと発表した。

　Bundle by freeeは、SaaSアカウントやITデバイスなどの管理の効率化を支援するサービス。SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化できるだけでなく、外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しの自動化にも対応するという。また、ITデバイスを管理するための端末台帳や、アカウント管理に必要となる人事データの統合機能も備えている。

　現在の企業内では、利用されるIT機器やSaaS製品の数は大幅に増加しているものの、その一方で、利用していないにもかかわらず貸与されたままのIT機器や、契約したままのSaaSアカウントが存在し続けており、その管理が行き届かないといった課題が生じているとのこと。

　また、情報システム担当者がそれらを回収しようとしても、従業員・業務委託者などに対してメールやチャットなどでヒアリングする業務が発生し、業務上の負荷が生じてしまっていた。

　そこでBundle by freeeでは今回、従業員本人へ該当SaaS/IT機器の利用意向アンケートを送り、ワンクリックで回答できる「棚卸しアンケート機能」を提供。情報システム担当者がIT資産を管理するにあたって、利用していない端末やSaaSアカウントを正確に把握できるように支援するとした。