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freeeのSaaSアカウント一元管理ツール「BUNDLE by freee」、統合された従業員マスターの作成機能を提供

 freee株式会社は22日、SaaSアカウントの一元管理ツール「BUNDLE by freee」において、雇用形態を問わずにアカウントの一元管理を実現する「統合マスター」機能を提供開始すると発表した。

 BUNDLE by freeeは、入退社および異動時における、SaaSのアカウント発行や削除、アカウントの棚卸し作業を自動化するツール。外部共有したままのファイルやフォルダの棚卸しも自動化し、それらの大本になる人事データの統合を行うこともできるという。

 このBUNDLE by freeeではこれまで、8個のSaaSから従業員マスターをインポートし掛け合わせることができたが、今回提供する統合マスター機能を利用すると、190種類のSaaS、CSV、BUNDLE APIから従業員情報をインポートし、すべてを統合可能になる。

 これにより、正社員・アルバイト・業務委託・請負契約など、雇用形態を問わず利用できる統合従業員マスターが実現するとのこと。例えば、「正社員の情報はfreee人事労務、アルバイトの情報はKING Of Time、請負契約者の情報はSlackに」というケースでも、3つのSaaSをマスターとして指定すると、すべての雇用形態の人のデータを取得して、従業員マスターを作成できるという。

 また、「部署の詳細情報はfreee人事労務、所属している支社情報はカオナビ、メールアドレスはGoogle Workspaceにしか存在しない」というケースでも、3つのSaaSをマスターにすれば、データ統合を行えるとしている。