ニュース
エアー、Outlook向け誤送信対策ソフト「WISE Alert」にAIを用いたリスクチェック機能を追加
2025年2月12日 15:29
株式会社エアーは12日、クライアント型メール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」において、Azure OpenAI Serviceと連携して送信メール文章のリスク評価を行う「AIチェック機能」を搭載すると発表した。
WISE Alertは、メールの誤送信防止を支援するOutlookアドイン。送信時に表示されるポップアップ画面で、差出人、宛先、添付ファイルなどの情報をひと目で確認できる。また誤送信防止だけでなく、Microsoft OneDriveやMicrosoft SharePoint、Boxと連携したリンク共有(ファイル共有)機能、フィッシングメールやビジネスメール詐欺などの受信メールに気づきを与える受信Alert機能なども利用できる。
新たに提供する「AIチェック機能」は、AIを使って送信メール文章のリスク評価を行う機能。メール送信時、本文の文章が事前に設定したリスクレベル(10段階選択可)を超えた場合に、WISE Alertがポップアップ画面上でリスク評価の判定と、その原因や理由、文章改善のアドバイスを提示してくれる。なお、リスク評価を行う対象メールは、全メール送信時、社外送信時、社内送信時から選択可能だ。
エアーでは、この機能を利用することにより、情報漏えいやデータ・会計不正、下請法違反、ハラスメントなど、さまざまなリスクを未然に防ぐことが期待されるとした。