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エアー、Microsoft 365向けのメール誤送信対策サービス「365 Alert」 Outlook on the webにも対応
2020年9月8日 16:57
株式会社エアーは8日、Microsoft 365向けに、メール送信時に判定条件に合致したメールに対し警告するメール誤送信対策サービス「365 Alert」サービスを提供開始したと発表した。メールクライアントの種類を問わずに利用できるため、テレワークユーザーの増加に伴って利用が増えているOutlook on the web(OWA)を使用した場合でも、誤送信対策を実施できるという。
エアーではこれまで、誤送信防止アドイン「WISE Alert」を販売してきたが、メールクライアントの対応はOutlookのみに限られていたため、Microsoft 365がスタンダードに近い存在となった昨今では、OWA対応への要望が多くなっていたという。
今回提供する「365 Alert」は、こうした声に応えたサービスで、WISE Alertと同等の誤送信判定をメールの配送経路上で行うことにより、メールクライアントの種類を問わず、Microsoft 365ユーザーの誤送信対策が可能となった。
メール送信時に、あらかじめ設定された判定条件に合致すると送信が保留され、メールまたはMicrosoft Teams経由で送信者に通知が届く。通知を受け取ったユーザーは保留理由を確認し、問題なければそのまま配送することが可能だ。また、問題があればメールを破棄できる。
なお誤送信判定については、WISE Alertで培った安定した機能として提供するほか、WISE Alertチェック済みメールをスルー配信する機能も搭載した。サービス基盤としては、信頼性の高いMicrosoft Azureを採用する。