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LINE WORKS、「CLOVA Note β」から正式版へのデータ移行機能を提供
AI議事録自動作成ツール「LINE WORKS AiNote」への移行が可能
2025年1月29日 08:00
LINE WORKS株式会社は28日、AI技術を活用した音声記録管理サービス「CLOVA Note β」から、その正式版である「LINE WORKS AiNote」へのデータ移行機能を、2月4日より提供開始すると発表した。なお、ユーザーの移行期間を確保するため、「CLOVA Note β」のサービス終了時期を、当初予定の3月末から7月末まで延長している。
「LINE WORKS AiNote」は、会議やインタビュー等の音声記録を「文字起こし」できるサービス。従来の「CLOVA Note β」は、録音・文字起こしを中心としたシンプルな機能を備えていたが、LINE WORKS AiNoteでは、法人でも安心して利用できるように、セキュリティや管理機能などが強化されている。
今回は、「CLOVA Note β」のユーザーが、正式版である「LINE WORKS AiNote」をスムーズに利用できるよう、「CLOVA Noteβ」から「LINE WORKS AiNote」へのデータ移行機能を2月4日より提供開始する。「CLOVA Note β」に表示されるバナーの「データ移行キーの発行」をクリックすると、データ移行が可能になるとのことで、データ移行は画面に表示される案内に従って簡単に行えるという。
また2月4日のデータ移行開始に伴い、移行実施の有無にかかわらず、新規のノート作成や作成済みノートの編集など、「CLOVA Note β」の一部機能が利用できなくなる。作成済みノートの再生、音声記録・音声・メモのダウンロードなどは、7月末まで利用できる予定だ。
なお現在は、「LINE WORKS AiNote」のアカウントを新規開設すると、4月30日までの期間限定で、文字起こし時間(1000分)を無料で提供するリリースキャンペーンが実施されている。従来、「LINE WORKS AiNote」のアカウントの開設はPCからに限定されていたが、スマートフォンアプリからの開設も可能になったとのことだ。
LINE WORKSでは、「LINE WORKS AiNote」のアカウントを事前に開設することで、「CLOVA Note β」からのデータ移行が円滑に実施できるため、事前のアカウント開設を推奨している。