セイコーソリューションズとソルクシーズ、個別クレジット事業者向けに個人信用情報機関接続サービスを提供

　セイコーソリューションズ株式会社と株式会社ソルクシーズは17日、セイコーソリューションズの個人信用情報機関接続サービス「SEIKO TRUST 個信サービス」（以下、個信サービス）と、ソルクシーズのクラウド型個別クレジットシステム「杯王 on Cloud」を組み合わせ、個別クレジット事業者向けに、個人信用情報機関接続サービスの提供を開始すると発表した。

　個信サービスは、個人信用情報照会用ソフトウェア「L-CRIP（エルクリップ）」をクラウドサービス化したもの。住宅ローンや家賃保証契約時の審査、クレジットカード入会時・途上与信時の審査、割賦販売の契約時の審査など、個人信用情報機関の情報を基にしたリテール向けの審査業務に必要不可欠なシステムを、短期間で構築できるという。

　一方の杯王 on Cloudは、個別クレジット基幹業務システム「HYBRID杯王」をベースとした債権管理クラウドサービス。個別クレジットで必要とされる、受付・審査から請求・入金までの一連業務をサポートし、複雑な加盟店条件対応や、簡易スコアリングシステム、指定信用情報機関（CIC）への登録など、さまざまな機能を提供している。

　両社が今回、両サービスを連携させた個人信用情報機関接続サービスを提供することにより、個別クレジットへの新規参入や、既存システムの軽量化・柔軟性の向上などを検討している事業者は、確実かつ迅速な審査業務を実現する、より利便性の高いサービスの提供が可能になるとしている。