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人事労務クラウド「freee人事労務」、組織情報や人的資本関連のレポートを表示できる新機能

 フリー株式会社(freee)は9日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」において、freee人事労務上のデータを利用してレポートを表示できる新機能、「人事レポート機能」を提供開始したと発表した。

 freee人事労務は、勤怠管理、給与計算から年末調整・労務手続きまでを一気通貫で自動化できるクラウドサービス。

 今回発表された人事レポート機能は、freee人事労務に登録されている組織の基本情報から、入退社関連情報や女性管理職比率など、開示情報として必要なデータを可視化できるもの。月単位で自由に分析期間を選択したり、性別・部門・役職・雇用形態などで詳細分析を行ったりでき、法定開示書類の作成のみならず、従業員データの分析業務を効率化可能という。

 具体的には、従業員数や平均年齢など、基本的な組織情報から入退社に関連する情報などの主要データを可視化できる「組織情報レポート」と、女性管理職の比率や男女の賃金格差など、有価証券報告書や女性活躍推進法の情報開示、「くるみん」「えるぼし」などの認定取得に必要な情報を可視化できる「人的資本レポート」の2つが提供される。

 「組織情報レポート」では、従業員数や平均年齢、平均勤続年数、入社従業員数、退社従業員数、離職率の各項目を取得可能。一方の「人的資本レポート」では、女性管理職の比率、、男女の賃金の差異(全労働者、正規雇用労働者、パート・有期労働者)、男性の育児休業取得率、女性の育児休業取得率、平均年間給与、従業員数、平均年齢、平均勤続年数といったデータを可視化できるとしている。