人事労務クラウド「freee人事労務」、会計事務所・社労士事務所専用のプランを2025年夏に提供

　フリー株式会社（以下、freee）は14日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」において、会計事務所・社労士事務所専用のプランを2025年夏に提供開始すると発表した。転記作業や回収作業の負荷が大きい年末調整に関するデータの回収と入力を、オンラインで完了できるという。

　今回発表したのは、会計事務所・社労士事務所が顧問先に対して利用できる「freee人事労務 年調プラン」「freee人事労務 給与年調プラン」「freee人事労務 給与年調勤怠プラン」の3つ。

　会計事務所・社労士事務所の場合、従来は、年末調整のデータ回収の電子化や税務申告を行うために利用するツールが複数にわたるなど、非効率な作業が発生していたという。今回、freeeが提供する3つの新プランでは、必要な機能だけを低コストで契約でき、コストと契約面での負担を抑えることが可能。さらに、顧問先の年末調整に関するデータの回収と税務申告をワンストップで完了できる点も特徴とした。

　なお新プランのうち「freee人事労務 年調プラン」は、メールアドレスがなくてもLINEで年末調整を回収でき、電子回収をスムーズにしていく年末調整特化プラン。freee申告と組み合わせることにより、年末調整業務特有の転記業務を効率化できる。

　2つ目の「freee人事労務 給与年調プラン」は、給与計算から年末調整までを効率化できるプラン。freee会計と組み合わせ、バックオフィスの効率化を行えるとした。

　最後の「freee人事労務 給与年調勤怠プラン」は、小規模事業者でも勤怠周りからDX（デジタルトランスフォーメーション）を実現できるプラン。LINEなど各種アプリケーションからでも勤怠打刻が可能になり、現場での勤怠を効率化できるとしている。